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こども学科

先生って楽しい仕事だよ!⑤
こども学科 中島千恵子教授に聞く

 こども学科には、幼稚園の先生、保育士、小学校教師として
保育・教育現場で指導力を磨いた経験豊富な先生がたくさんいます。
 先生方は子どもたちと向き合ってきたかけがえのない日々のことを
授業でお話してくださいます。
教科書には書かれていない、とっておきのエピソードです。
「先生って、とっても楽しい仕事だよ」。
未来の先生を目指す受験生の皆さんにも、
こども学科の中島千恵子教授から応援メッセージが届いています。

幼稚園の先生は
クリエイティブなお仕事です!

こども学科 中島千恵子教授<br />
千葉大学教育学部付属幼稚園から<br />
2005年より千葉経済短大へ<br />
【担当科目/演習】教育方法Ⅱ、保育者論、教職概説、保育内容演習Ⅰ・Ⅱ<br />
こども学科 中島千恵子教授
千葉大学教育学部付属幼稚園から
2005年より千葉経済短大へ
【担当科目/演習】教育方法Ⅱ、保育者論、教職概説、保育内容演習Ⅰ・Ⅱ

ー幼稚園で長く働かれ、「副園長」も務められました。
どんなことを考えながら働いていたのですか?
 子どもって、一人ひとり違うから面白かったですよ。出会った子どもたちと、どうやって一緒に過ごしていこうかなと、私自身が楽しんでいましたね。自由度が高い幼稚園だったので、季節にちなんだ歌を選んだり、遊びを支える教材を工夫して作ったり。ハプニングもたくさんありましたが、クリエイティブで刺激的な毎日でしたね。
 幼稚園の先生って、いわゆる「マンネリ化」とは無縁の職業だと思っています。

ーハプニングには、どのように対応していたのですか? 
 たくさんありましたね。その中でも特に印象に残っているのは、年長クラスを担任していた時です。「●●君が通園途中で、道に座り込んでしまっている」と、あるお母さんから連絡を受け、その子がいる場所に私ひとりで向かいました。うずくまっていた彼を発見し、「どうしたの? 行こうよ」と声をかけた途端、彼はすっと立ち上がったんです。
 もしかしたら、そのきっかけを待っていたのかもしれないな。子どもの気持ちを想像することで、互いの心を少しずつ通わせていけるのだなと、その時実感しましたね。

こども学科から、いろんな進路が見い出せる!

ー本学 こども学科の魅力を教えてください。 
 教育や保育の実際の現場をよく知っている専任の先生がたくさんいるところです。小学校教師をはじめ、幼稚園教師や保育士などを経て、これまでにたくさんの子どもとの触れ合いを経験してきた先生や、社会福祉の立場から保育事業や子どもに関わっている先生まで、実に様ざまです。リアルなことを知り尽くした「専任」の先生が多くいらっしゃる短大って、珍しいんじゃないかしら。短大の2年間で、教科書にはのっていないことをぜひ、先生方に教えてもらってください。

 本学こども学科の学生は、「先生になりたい!」という希望を持って入学してくる子が多いので、偉いなぁと感心しています。
 その一方で、「どうしようかな?」と進路に迷いながら入学されても良いと、私は思っています。短大卒業と同時に幼稚園教諭の免許や保育士の資格を取ることが、頑張りの「証明」にもなるからです。本学に入学してから、一般就職の道に進む学生もいますしね。こども学科に在籍しながら、ビジネスライフ学科の授業を履修することだってできます。いろんな勉強をして、いろんな道に進めることが、うちのこども学科の魅力です。

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