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6/10(土)こども造形教室を開催しました

6月10日(土)令和5年度第1回こども造形教室

―「リベットくん」がうごきだす!―を行いました。

 リベットくんはわりピンをつかって動くキャラクターです。「100かいだてのいえ」でおなじみのメディアアーティスト岩井俊雄さんが考えた題材です。岩井さんは幼いころお母さんから「もうおもちゃは買いません」と言われ、代わりに工作の道具や材料を与えられたことからものづくりに目覚めたそうです。「リベットくん」は岩井さんが娘さんのためにつくったことをきっかけにできたものだそうです。自分が描いたキャラクターが動くなんて、ワクワクしますね。

 早く来た人は、試作した「リベットくん」を見て興味津々。自分で何を作るか考えてきた人もたくさんいましたね。係の仕事を終えて、学生スタッフも制作支援に集まります。

 

 まず、思い思いに動かしたいもの(動物、乗り物など)を下描きします。描きたいものが決まったら、厚紙に動かしたい部分は重なりができるように、ばらばらに描いて、色鉛筆で着色し切ります。穴を開け、わりピン(リベット)で止めて、動かせるようにします。

 ライオン、フクロウ、車(ドリル付きの!)…たくさんの「リベットくん」ができてきました。みんなうれしそうに動かしてみています。

 最後に自分の「リベットくん」を動かしながら4~6コマ撮影して動画にします。写す機器を持っていなくても、お家でできるように、プリントを渡しました。みるみるうちに自分で動画づくりができた子もいました。「画面録画」でできるのですが、一人でできるのは驚きです。

制作後、子ども大学手帳・シールを配布し、感想を聞きました。

・難しいと思っていたこと(リベットくん・動画をつくること)が簡単にできてうれしかった。

・いくつも作れて、それを動かすのがとても楽しかった。また来たいです。

 うれしい、楽しいという言葉が聞けて、私たちもうれしいです。意欲的に作品づくりに取り組んだ参加者の皆さん、ありがとうございます。学生も、参加者の皆さんの作品の発想の良さや、見守りながら表現を支援することの楽しさなどに気づき、貴重な学びの時間を過ごしました。

 次回は7月9日土曜日「なつのかざりをつくろう」です!