受験生
是枝裕和監督 最新作の映画『ベイビー・ブローカー』。パンフレットには千葉経済短大の文字が……!
「赤ちゃんポスト」に詳しい
こども学科教授 柏木恭典先生のコラムが
掲載されています
国内外で高い評価を受けている是枝裕和監督最新作の映画『ベイビー・ブローカー』が絶賛上映中です。この映画には「ベイビーボックス」と呼ばれる韓国の赤ちゃんポストが出てきます。その利用件数は日本よりもけた違いに多く、社会問題として強い興味を持った監督が韓国の状況を詳しくリサーチして脚本・編集を手掛けていったそうです。
『ベイビー・ブローカー』パンフレットには、社会的養護などに詳しい千葉経済短大こども学科 柏木恭典教授のコラムが掲載されています。韓国と日本における赤ちゃんポストや養子縁組の現状について理解することで、映画の社会的背景がよりいっそう味わえることでしょう。上映中の映画館で販売しています。
是非、ご一読ください。
映画をご覧いただくすべての方に社会背景を知ってほしい
~柏木先生がコラムに起用された理由~
ギャガ株式会社 コンテンツ事業部
宣伝グループ宣伝チーム
水田 沙姫さん
水田 沙姫さん
『ベイビー・ブローカー』をご覧くださる観客の皆様に本作の理解を深めていただくために、韓国と日本の赤ちゃんポストの現状や、養子縁組制度についての資料を掲載したいと考えました。日本で赤ちゃんポスト研究の第一人者の方を探していた際に、真っ先に出てきたのが千葉経済短大の柏木先生の御著書の数々。「赤ちゃんポストと緊急下の女性―未完の母子救済プロジェクト」「名前のない母子を見つめて」(共に北大路書房より発売)を拝読し、是非コラムを書いてほしいとご相談をしました。映画をきっかけに、赤ちゃんポストについても知っていただくきっかけになればと思います。
ベイビー・ブローカー ●あらすじ●
古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョン(ソン・ガンホ)と、【赤ちゃんポスト】がある施設で働く児童養護施設出身のドンス(カン・ドンウォン)。ある土砂降りの雨の晩、彼らは若い女ソヨン(イ・ジウン)が【赤ちゃんポスト】に預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。彼らの裏稼業はベイビー・ブローカーだ。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づき警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく白状する。「赤ちゃんを大切に育ててくれる家族を見つけようとした」という言い訳にあきれるソヨンだが、成り行きから彼らと共に養父母探しの旅に出ることに。一方、彼らを検挙するためずっと尾行していた刑事スジン(ぺ・ドゥナ)と後輩のイ刑事(イ・ジュヨン)は、是が非でも現行犯で逮捕しようと、静かに後を追っていくが……。
【赤ちゃんポスト】で出会った彼らの、特別な旅が始まる―。
続きは映画館でお楽しみください! ■監督・脚本・編集:是枝裕和■出演:ソン・ガンホ カン・ドンウォン ペ・ドゥナ イ・ジウン イ・ジュヨン■製作:CJ ENM■制作:ZIP CINEMA■制作協力:分福■提供:ギャガ、フジテレビジョン、AOI Pro.■配給:ギャガ