地域連携・生涯学習
千葉市の要請に応えて「千葉開府900年」に向けた意見交換を実施しました
千葉市では、「千葉開府900年」に向けて、さまざまな取組みを企画しています。これを機に、Z世代と言われる若い感性を取り入れて未来への千葉市創りに役立てるため、千葉経済大学・千葉経済大学短期大学部の学生から直接意見を聞きたいという要請があり、千葉市都市アイデンティティ推進課の職員と学生との意見交換会を実施しました。
・ 2026(令和8)年の「千葉開府900年」に向けて・・・
平安時代後期の1126(大治元年)に千葉常重が現・中央区亥鼻付近に本拠を移したことにより、千葉市の都市としての歴史が始まりました。
千葉市では、2026(令和8)年を「千葉開府900年」として位置づけ、まちの歩みを振り返り、未来に向けたまちづくりを進める契機となるように、様々な取組みを実施する予定です。
これらの取組みを有意義なものとするためには、未来を担う若い世代の意見を十分に取り入れることが必要との考えから、学生との意見交換が企画されました。
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関連リンク(千葉市ホームページ)
・ 4月21日(金)大学:まちづくり特別ゼミ (経済学部 粟沢 尚志 教授)
まちづくり特別ゼミでは、本年が「千葉県誕生150周年」「銚子電鉄開業100年」「千葉経済学園創立90周年」・・・「風太くん20歳」など、本学や千葉に関して記念すべき年であることから、それらを時系列でわかりやすくPRし、まち歩きや観光の促進で地域活性化を目指すチラシの企画・作成に取り組んでいます。
意見交換会では、千葉市の職員の方から、千葉市が取り組んできた「都市アイデンティティ政策」の流れと、「千葉開府900年」の内容について説明をいただいた後、「千葉市のイメージ」や「千葉開府900年でやってみたい・参加したいこと」などの質問をいただく形で進行しました。
学生からは、ゼミでの学習を応用して「3年後の「開府900年」に何をやるかではなく、100年後の「開府1000年」にカタチとして残るもの」や「バーチャルよりもリアルのほうが、広く参加できるのではないか」などの、企画の方向性についての意見が挙げられました。
・ 7月19日(水)短期大学部:観光研究ゼミ (ビジネスライフ学科 影山 美佐子 教授)
観光研究ゼミでは、地元千葉市の魅力を発信する事業の立案に取り組んでいます。今年は6月に千葉公園に開花している「大賀ハス」の視察を含めたモニターツアーを実施しました。
意見交換会では、自分たちの手で企画し、実際にお客様(同世代のモニター)を案内することを通じて学んだことを報告しました。
その後、千葉市の方からの「千葉開府900年」に関する説明を受け、意見交換を行いました。学生からは、SNS(TikTokなど)によるショート動画の活用や特定のジャンル(グルメやイベントなど)に特化した内容の発信など具体的な提案が挙げられました。
千葉市では、今後「(仮称)千葉開府900年記念事業推進計画」の素案策定にあたり、今回の意見交換などをふまえ、意見を反映させていくこととなっています。
今後も千葉経済大学・千葉経済大学短期大学部では、千葉市と連携し「千葉開府900年」の機運醸成に取り組んでまいります。