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ビジネスライフ学科

課外活動に寄せて

紫陽花の花とともに七夕の季節になった。新型コロナウィルス感染拡大防止で勉学以外の活動を休止せざる得なくなった4年前、せめて学校生活に潤いをとの趣旨で、本学エントランスで飾りつけを始めた。今では学生の間にすっかり定着し、思い思いに各自の願いや祈りを短冊にしたため、飾っている。

さて学生の課外活動もそれぞれ新型コロナウィルス禍からの完全復活を目ざしているところである。私はパソコンの実習の授業をする傍ら、バスケットボール部の「頼まれ顧問」でもある。学生が体育館を使ったり、対外試合をしたりするための届出の書類に判子を押し、試合の応援に出かけるのが私の役目であり、練習や作戦などの実際の指導にあたるヘッドコーチ役は職員のNさんが務めている。私は部活などでのバスケットボールの本格的な経験はなく、高校時代に校庭の片隅にあったゴールポストで遊んだり、授業やスポーツ大会でした程度である。

本学のバスケットボール部(女子)は、千葉県女子学生バスケットボール連盟に加盟し、春、秋に対外試合を行っている。新型コロナ禍の間は、練習や対外試合の中止を余儀なくされ、その後遺症で各大学とも部員の確保や試合会場の準備に苦労しているが、加盟大学の教職員の努力により、今回も大会開催にこぎつけることができた。今年の「春季リーグ戦」は第30回を数える記念の大会でもあり、6月16日(日曜)~7月14日(日曜)の毎週日曜日、参加8大学が2つのブロックに分かれてのリーグ戦および決勝トーナメント戦を行っている。

今回本学はいずれも強豪の国際武道大学、SBC東京医療大学(旧了徳寺大学)、千葉大学と同じブロックとなり、毎試合苦戦しているが学内の練習だけでは得られない貴重な経験を積んでいる。今年は2年生になってから入部した学生もおり、両学科総勢14名のメンバーで、週1~2回の練習で和気あいあいと頑張っている。このブログを見ている在校生や高校生の皆さん、経験の有無を問わず、体を動かし仲間を作るチャンスです、部員一同いつでも参加をお待ちしております。

このような課外活動、またゼミやインターンシップ、教育実習、とどろき祭(大学祭)での発表、さらにはボランティア活動などのさまざまな対外的な活動の経験が、わずか2年の短大在学の間に、学生をひと回りもふた回りも大きく成長させていることを実感する。

6月にはNHK-FM(千葉県域)のローカル番組で2度にわたって本学の活動を取り上げていただいた。本学短大卒業で経済大学に編入学した現千葉経済大学4年生の学生と短大こども学科2年生が、それぞれインタビューに答えてボランティア活動とこども造形教室について熱くしっかり語ってくれた。

現役の学生ならびに卒業生がいろいろな出会いを通して、ますますの活躍、発展を続けるよう七夕に合わせて祈りたい。(by 西川)