ビジネスライフ学科
「おひとりさま」もよし
皆さんこんにちは。ビジネスライフ学科教員の江上です。今回のブログは私が担当になりました。
もう3月ですね。学校は後期の区切りがついて春休みの真っ最中です。
「休み」と聞くと、それなら好きなことができて・ゆっくりできていいですねぇ・・・となりそうです。
ですが、実際はそんなに優雅な時間を送れているわけではないのです。春休み=自由時間?と思ったら大間違い!
先生が今、まさに取り組んでいるのは、来週3月10日に行われる「入学前教育」の準備です(皆さんが読んでいるのはもう終わった後なのかもしれませんね)。このプログラムが成功させることを考えながら作業をしていている合間で、「そうだブログも書かないと」と慌てて書いているわけです。
ビジネスライフ学科の入学前教育は、入学が決まっている高校生全員を招待し、
新年度からの学校生活がスムーズにスタートできるよう配慮した内容になっています(内容はここでは詳しくは書きませんが)。
先生たちは、新入生みなさんに短大で2年間学び無事に卒業してほしいと考えています。入学前教育はその「第一歩」のイベントになりますね。
参加者(新入生)の心配ごとには「授業のこと」とかもありますが、「お友達ができるだろうか?」というのが結構重要なことのようです。参加後の感想に「知り合いができてよかった」というのもよく目にします。
進学でそれまでの友人から離れてしまって孤立無援?と考えちゃって不安に思っている人が結構いるということなのでしょう。
高校までの友人が消滅したわけでもないし、困った時は学校のサポートを期待してもらってもいいんですけどね。
「1年生になったら友達100人できるかな♪」というのは童謡の有名なフレーズですが、
100人はともかくとして、短大生に(大人に)なっても「友達を作らないと」と考える人は結構いるようです。
まぁ確かに、話ができたり・相談できたり、人間関係を豊かにできそうですよね。
今日は雨降っていて学校に行くのが億劫~というときでも、お友達がいるのなら行ってみようかとなるかもしれません。
ですから入学前教育を始めとして、これから行われる学校のイベントを通じてお友達を作ってもらえるといいでしょう。イベントを積極的に活用してください。
でも中にはそうじゃない人もいますか?友達作りがうまくいかないと悩んでいる人がいそうです。
悩んじゃう位に、深刻に考えているんでしょうが・・・先生は「悩むほどのことか?」と思うこともあるのです。あくまでも先生の考えですよ。
それに、世の中には、そもそも一人でいるのがいいという人もいるでしょう?「おひとりさま」という言葉も一般的になっていますし、いいじゃないですか。
一人でいることも選択肢の一つであり、必ずしも多くの友達を作る必要はないというアドバイスを聞いたことあると思います。
入試で受験生に「本学を選んだ理由」を聞きますが、そこで「友達を作ることです」と答えた人に会ったことがありません。本学に入学した目的は別にあるはずです。
私たちの人生には一時的で一過性の人間関係もありえます。
例えば、ビジネスなどにおいて、「あの人とはお友達ではないだけど、一緒に目標に向かったり・仕事をしたりできればいい」「必要なときに話をする・協力する」そんな人間関係もありそうです。
「必要な時に協力できる人間関係」を作ることも人生のスキルだと考えて、視点を変えて自分の目的を達成するために頑張ってみるというのはどうでしょう。
う~ん、文章は結構進んだのですが、読み返してみると、なんだからしくない。書いていて誰に対するメッセージかわからなくなってきました。
いや実はですね、私も少し前に、他大学の先生と大阪で一泊二日、一緒に仕事をする機会がありまして。大阪行くなら遊ぶでしょう!と思われそうですが、残念なことに仕事だけして帰ってきました。
みなさん面識のなかった方々でしたが、共有する目標に向かって必要な話をしてちゃんと仕事をしましたよ。
それで、学校での生活も友達を作るところからではなくて、「共通する目的」から関係を作ってもいくことが、もっとあってもいいのかもと実感したわけなのです。
春は出会いの季節。頑張りすぎずに、ワクワクしながら次のステップへ進めるといいですね。